令和7年4月1日〜令87年3月31日
本年度は、富士見市民大学第48期、そしてNPO設立から17年目を迎えます。この間、「富士見市民大学がめざすもの」にあるように
「1.市民が創る市民大学2.市民社会を築く市民大学3.出会い・交流・連帯を目指す市民大学」を目標に様々な講座事業に取組んで富士見市民の学びの拠り所となって参りました。
しかし、近年コロナ禍や地域社会の高齢化が急速に進む中で、市民大学の運営にも大きな障壁が生じてきています。2024年11月に
開催した企画懇談会の中で、参加者から「昨年から参加しているが、この間見てきて富士見市民大学は衰退期に入っているのではないか。参加者や運営側も高齢化している。」との指摘は
、現在のNPO法人富士見市民大学の現状に対して大変重い問題提起となりました。この間、3役会や理事会でも幾度となく検討を重ねてきましたが、理事のなり手が少なく、組織体制も
危うい事態となっており、事態の打開は見通せない現状と言えます。
このような状況を踏まえ、2025年度の市民大学については、現状の体制で可能な講座事業で構成し市民大学の継続に取組むこととしました。
また今後、「持続可能な市民大学の在り方」についても検討を重ねていくこととします。
UU 令和6(2024)年度の補助金に基づく講座講演会の開設
1.教養コース
(1)文学講座 「『おくのほそ道』
講師:東洋大学文学部 名誉教授 谷地快一氏
日程:9月7日・14日・21日・28日・10月5日(5回)
会場: みずほ台コミュニティセンター集会室
定員: 50人
講師:東洋大学文学部 名誉教授 谷地快一 氏
日程:9月1日・8日・15日・22日・29日(5回)
(1)ふじみの歴史講座 「富士見と周辺市町の多様な関係性について学ぶ」
講師:難波田城資料館館長 駒木敦子氏
講師:元上福岡歴史民俗資料館館長 坪田幹男氏
講師: 明治大学名誉教授 長堀裕三氏
講師: 志木郷土史研究会代表 深瀬克氏
日程:11月1日・8日・15日・22日・29日(5回)
会場: 鶴瀬公民館第3集会室
定員: 50人
(2)環境講座 「ブラタモリならぬ『ブラふじみ』しながら富士見の自然を学びます」
講師:公益財団法人埼玉県生態系保護協会 前田博之氏
講師:埼玉県環境アドバイザー 千種秀信氏
講師: 埼玉県環境科学国際センター 石山高氏他
日程:9月27日・10月18日・11月8日・12月6日・1月17日
日程: 9月27日・10月18日・11月8日・12月6日・1月17日
会場: 鶴瀬公民館・市内
定員: 30人
3.学びのネットワーク
(1)市民サロン塾 「市民人材バンク推進の会と市民大学との共同企画」
@茶の湯歳時記A絵本の話B薬の話C講話と写経D懐かしの昭和歌謡
E初心者ヨガF史跡散策G茶の湯歳時記
講師: 「人材バンク」からの派遣講師その他
日時:8月24日・9月30日・10月7日・28日・11月4日
11月11日・25日1月18日(8回)
4.公開講座・公開講演会
(1)開講式・基調講演 「共に生きるとは何か−難民の声、家族の歴史から考えた多様性−」
講師:フォトジャーナリスト 安田菜津紀氏
日時:6月7日13時30分〜
会場:鶴瀬コミュニティセンターホー)
定員:250人
(2)公開講演 「インターネットで見える社会の仕組みを知る〜情報化社会がもたらす生
活への影響と今後、被害者にも加害者にもならないために〜」
講師:東京経済大学教授 柴内康文氏
日時:9月6日13時30分〜
会場:鶴瀬コミュニティセンターホー)
定員:250人
(2)人権講演会・公開講演会 「貧困の中に生きる少女たちのリアル〜女性の貧困と性搾取〜」
講師:一般社団法人Colabo代表 仁藤夢乃氏
日時:9月14日 13時30分〜
会場:鶴瀬コミュニティセンターホー)
定員:250人
(2)公開講演 「私たちは認知症にどのように向き合ったらよいのだろうか」
講師:栄樹庵診療所長・東京慈恵会医科大学精神医学講座名誉教授 繁田雅弘氏
日時:2026年2月7日13時30分〜
会場:鶴瀬コミュニティセンターホー)
定員:250人
5 講座運営関連業務
〇「第48期富士見市民大学講座案内」の発行(4月下旬)
〇 公開講演会ポスター制作・掲示板貼付
○「富士見市民大学だより」の発行 (年度内3回)
○「第48期富士見市民大学まとめ集」(年刊誌)の発行
6 街づくり推進事業
〇〇地域イベント等への参加
U NPO法人富士見市民大学の自主事業
〇ホームページ管理
〇アメーバブログ富士見市民大学によって活動情報を随時発信する
〇正会員等との企画懇談会の開催
〇受講生の交流・親睦の機会の創出