NPO法人富士見市民大学


第43期(令和2年度)市民大学講座事業・実績


(令和2年4月1日〜令和3年3月31日)
*** 当実績の事業計画については、下段に記載 ***
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講 座 事 業 名 回数 延受講者数
T 一般教養 及び 専門教養講座事業
 1、仲間づくり教養コース
  @ 文学講座―文学講座 随筆文学の名作『枕草子』を味わう 190
  A 文章教室― 文章表現 楽しいエッセイ(随筆・随想・コラム)をかいてみよう」--
  B 国語講座― 童謡・唱歌を読み味わう --
  C 国際社会学― 混迷の中東を読み解く102
  D 社会保障学―すべての人に社会保障のあるくらしを--
 2、ふじみ市民学コース
  @ 富士見の歴史―埼玉の三偉人“渋沢栄一・荻野吟子・塙保己一”とその周辺の人々96
  A 行政と市民生活―富士見市のまちづくりの現状と課題96
  B ふじみ自然塾― 無肥料自然栽培を体験しおいしい野菜を味わう40199
60683
U 公開講演・開講式・及び修了式 
 ・ 開校式記念講演 --
 ・ 公開講座(人権講座)−子どもの貧困について50
 ・ 公開講演会 − 種田山頭(たねださんとう)火(か)の「人と俳句」 34
 ・ 公開講演会 − 若者がうらやましがる老人になってやろう  --
 ・ 修了式--
84
V まちづくりの推進事業
 ・ コスモス街道(コスモスの会☆ふじみ) --
--
W 学びのネットワーク事業
  @ 市民サロン塾―市民講師によるサロン塾65
65
合計68832




NPO法人富士見市民大学


第43期(令和元年度)事業計画

令和2年4月1日〜令和3年3月31日


T 2020年度(令和2年度)事業作成の基本計画ビジョン

1.残された時間をどうデザイン(設計)するかは高齢者とっての必須課題です。

今日は人生80年から100年への端境期にあります。人生100年が社会通念になると、だれしも<健康であるあいだは働こう>と考えます。 ‘団塊の世代’以降の多くがこう考える傾向にあります。が、これは選択肢の一つでしかありません。今日、高齢社会をどう生きるかは 、高齢者自身に突きつけられた課題になっています。「高齢者の地域参画」「高齢社会とボランティア」「長寿社会の健康管理」などの テーマで講演会を設け、どんな選択肢があるかを自ら考える機会を、提供していきたいと考えます。


2.「健康で長寿な社会」をめざし‘アダージョでいこう’を標語とします。

これからは、ますます頭脳的にも肉体的にも、健康であることが大切です。 昨年は、ノーベル(生理学・医学賞)を受賞した‘本庶佑氏の3C’―@ Curiosity(好奇心)ACourage(勇気)BChallenge(挑戦)を 標語として受講を呼びかけました。本年度は、これにAndanteとAdagioを加えます。アンダンテは「ゆっくりと歩く速さで」、アダージョは 「おそく・ゆるやかに・くつろいだ気分で」と速度を表す音楽用語です。70代までの皆さんは‘アンダンテ’で、80、90代は、 健康に留意しながら‘アダージョでいこう’を標語として呼びかけます。 2018年ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑氏は、若い研究者に対して、次の「6C」なるマキシムを残しています。


3.「コスモス街道づくり」に協力し、参加者と‘まちづくりの喜び’を分かちたい。

市民大学が「コスモス街道」つくりを支援して6年目にはいります。時節になると咲きほこるコスモスは、 富士見市民だけでなく近隣の人たちにも喜ばれています。 過去、本郷中学を主とする中学生に参加してもらって、ボランティア活動の達成感を味わっていただきました。市民大学は 、将来の「まちづくり」の担い手を養成する目的と意図のもとに「コスモス街道づくり」に協力します。


4.コミュニケーションの場を設け「出会いが楽しくなる市民大学」を目指します。。

学ぶことの喜びはもちろんですが、「出会いが楽しくなる市民大学」をめざして、受講生のコミュニケーションの場を 積極的に作りたいと考えます。受講生数の多い「文学講座」では、過去、ほぼ十年にわたって文学散歩をおこなってきました。 散歩を、席を並べたものたちの、共に語りあう場所にすること目的です。 昨年は、「歴史講座」においても「歴史散歩」復活させ、吉見百穴と東松山城蹟とをたずねて、喜ばれています。


U 補助金に基づく講座の開設

1.教養コース     

      (1)「文学講座」(「随筆文学『枕草子』を読み解きながら平安貴族の生活を知る」)

      (2)「文章実作教室」(「エッセイを書いてみよう」添削と講評による実作指導)
      (3)「国語講座」(明治・大正・昭和の唱歌と童謡の歌詞を正しく読み解いてみよう)
      (4)「国際社会学講座」(「イスラム社会の今日と日本のありよう」)
      (5)「社会保障学講座」(「すべての人に社会保障のあるくらしを」)

   2 ふじみ市民学コース
      (6)「富士見の歴史講座」(郷土埼玉の3偉人『渋沢栄一・荻野吟子・塙保己一』を学ぶ」
      (7)「行政と市民生活講座」(「富士見市のまちづくりの現状と課題」)
      (8)「ふじみ自然塾」(「無肥料自然栽培の体験を体験し、おいしい野菜を味わう)

   2 ふじみ市民学コース
      (9)市民サロン塾「市民講師によるバラエティゆたかで、たのしい8講座」
      (10)「親子でたのしい工作教室」(当年度は「出前講座」で実施)

   4 公開講座・公開講演
       ○公開講座・基調講演・アナロゴ氏「セルビア留学生が見たすてきな日本文化」
       ○公開講座・夏石番矢氏「山頭火の俳句と人生」 (10月7日)
       ○公開講演・(人権教育委員会との共同開催)  (12月予定)
       ○公開講演・帯津良三氏「若者がうらやましがる老人になってやろう」(令和3年2月)
  

   5 講座運営関連業務
       ○「富士見市民大学だより」の発行 (年度内3回)
       ○「第43期富士見市民大学まとめ集」の発行(2021年6月)
       ○ 第13回「企画懇談会」の実施 (2021年2月)

   6 街づくり推進事業 
       ○「コスモス街道づくり」への協力 

U NPO法人富士見市民大学の自主事業
      (1) ホームページ管理
      (2)「コスモス街道づくりの推進と「コスモスの会」への協力
W 地域還元活動
  ○小学校学習支援活動 

第40期まで「親子で野あそび」による生物観察がよろこばれてきたが、セキュリティの問題から第41期から中止し

ている。一方、鶴瀬公民館主催の「親子で扇凧つくり」「凧あげ」は好評であった。本年度は、市内に住む木工の

ベテランの支援をえて「親子で楽しい工作教室」を実施したい。